rieさんちの北欧姦し生活
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しばらくはスウェーデンから少し離れて日本から発信します。
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世界遺産『森の墓地』
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花崗岩の十字架

正面入口を入ると、この墓地のシンボルである花崗岩の十字架がまず視界に飛び込んでくる。

このskogskyrkogården森の墓地は1900年代初期にGunnar Asplund(グンナル・アスプルンド) と Sigurd Lewerentz(シーグルド・レーヴェンツ)の2人の建築家によって設計され、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。
28歳という若さでこの2人の建築家はコンペに勝ち抜き大業を成し遂げたということです。
100年の歳月を経て来たとは思えないデザイン、当時を考えるとそれは斬新なデザインであったことでしょう。
でも、それだけではありません。
悲しみを少しでも和らげ、痛む心を癒すよう細部に至るまで配慮がなされています。


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*左上…瞑想の丘、左下…花崗岩の十字架 
 右上…火葬場と礼拝堂への道、右下…瞑想の丘からみた火葬場と3つの礼拝堂

ここはスウェーデンで初めての火葬の墓地。
でも日本で見られるような高い煙突はほとんど見えないようになっていて、
正面の十字架がなかったら、墓地には見えないかもしれないですね。

十字架は宗教的なものではなく生命の循環のシンボルとしておかれてあり、
ここでは宗教に関係なく、葬儀がおこなわれます。
どのような立場の人でも、分け隔てなくこの地に眠ることができるよう、皆同等の権利があり、広さは勿論、昔は墓石の高さ大きさまで規制されていたそう。それもこの国らしい考え方ともいえるでしょう。


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*瞑想の丘に登る階段

この階段も写真ではわかりませんが、上に向かうほど段が低くなっていて、悲しみを背負った人々が少しでも楽に上まで上れるようにと考慮されてつくられたそうです。

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*色んな角度から見た瞑想の丘

花崗岩の十字架と同様にこの地のシンボル的存在。
初期の計画ではこちらに火葬場を建築する予定だったそうです。

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*七井戸の小道

瞑想の丘から888メートルのこの小道には設計当初7つの井戸を作る予定だったとか。
実際には7つの井戸は掘られなかったけれど、名前だけが残されました。
この小道の両側にはお墓がならんでいて、その先にはレーヴェンツが設計した復活の礼拝堂がみえます。
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*七井戸の小道からみた墓地
木漏れ日が造る光と影のコントラストはこの場所にそぐわないほどの生命力を感じさせる。



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*森の礼拝堂のドア

死の象徴である『しゃれこうべ』がドアの鍵穴になっているなんて、ユーモアに飛んでいますね。
不謹慎かもしれないけど、なんだか”格好良い”とまで思ってしまう。。。


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*左上…森の礼拝堂の入口、 右上と左下…内側のドア 上が生の世界、下が死の世界を表現
 右下…外側のドア

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*グレタ・ガルボのお墓

森の礼拝堂の横道を出るとちょっと違った空間があり、ここにスウェーデンが誇る大女優グレタ・ガルボのお墓がある。この墓地の趣旨とはちょっと外れているようですが、ご親族の希望を聞き入れ、特別に許可されたということです。


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*聖十字架の礼拝堂

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スウェーデンの国教はキリスト教プロテスタントなので、普段は聖書が置かれていますが、他の宗教の葬儀が行なわれる時はこの聖書はしまわれます。
そして全面の壁画は宗教画ではなく、光輝く新しい世界に旅立つ人を見送る様子が描かれています。


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*礼拝堂の横にある控え室

素材も形も暖かみのあるデザインです。


そして
入口近くの礼拝堂に向かう小道の横の塀の中に、アスプルンドのお墓があります。


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知らなければ、見落としてしまいそうなくらい、他のお墓と同じで小さなお墓です。



この世界遺産の『森の墓地』では6月28日〜9月27日の間、毎週日曜日午前10時30分からガイドツアーがあります。ツアーは英語とスウェーデン語ですが、日本語のツアーも予約するとできるそうです。

詳しいことはこちらでどうぞ。
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by roriecocco | 2009-09-03 04:19 | | Trackback | Comments(6)
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Commented by ぼぶりん at 2009-09-04 08:32 x
いやぁ~ 不謹慎?かもしれないけど ステキなところですねぇ~
この場所にいるだけで 心が落ち着き癒されるって感じですね。
rieさんの紹介もお上手なので いつも引き込まれます。
Commented by roriecocco at 2009-09-04 18:28
*ぽぷりんさん
機会があれば是非、一度訪れてみてくださいね。
本当に素敵な場所ですよ。
日本人から見れば変な感じですが、ここでピクニックをする人もみかけます。
Commented by なかむら at 2009-09-05 18:46 x
はじめまして rieさん!
実は、来週からヨーテボリ→ストックツアーを予定しており、森のお墓は行きたいところ第一候補だったんです!でもなんだか情報少なすぎで、どうしたらいいのかわからなく困っていたところ、ヨーテボリのお友達から、こちらのブログを紹介されました!
写真、お天気にも恵まれて、ほんとうにきれいですね。ますます行きたくなりました。写真の撮影ってゆるされるのかな?なんて心配もあったんですがそれも大丈夫そうだし、英語のガイドがあるとのことで、日曜日に合わせて行ってみます。
ホントは日本語ツアーがいいんですが、高そうなんで英語で我慢です。英語も全然わかんないですけど。

また、他のページもこのあと見せてもらいます!
いつも旅行の前は不安いっぱいなんですけど、だんだん「ワクワク!」してきました
Commented by roriecocco at 2009-09-06 06:37
*なかむら さん
はじめまして! ご訪問して頂き有り難うございます。
そうですか、来週いらっしゃるのですね。
お天気が良いといいですね。
森の墓地はまだまだ緑がいっぱいで、私が訪れた時と同じような景色が見れますよ。
ストッルホルムにいらっしゃる事で何か解らない事等あったら、遠慮なくお尋ねください。
楽しい旅になるよう願っています。
もしご都合がつくようでしたら、13日にシェップスホルメンでイベントあるのでそちらを覗かれるものいいかと思います。
Commented by なかむら at 2009-09-08 17:58 x
rieさん、ご親切にありがとうございます。
森の墓地のあとは予定ありませんので、シェップスホルメン、行ってみたいと思いますが、どんなイベントなのでしょう?やはりこれもネットで探してもわかりませんでした。すみません。
rieさんもイベント行かれるんですか?もし、背中に大きく「鹿」と書いている日本人がいたらそれが私です!
rieさん、奈良にお住まいだったとか(ネームカード)。私は今、奈良に仕事で行くことが多く、とても好きな場所のひとつです。北欧の人は(ってひとくくりで決め付けるのはどうかと思いますが)漢字がCOOLと思っててるらしい、と聞いたことがあるので、漢字の代表として「鹿」を選んで見ました。
Commented by roriecocco at 2009-09-09 06:01
*なかむらさん
私のこのイベントは初めてなのですが、この日からシェップスホルメンにあるÖstasiatiskamuseetでKIMONO FUSIONという展覧会が始まるので、それにちなんで盆踊りがあったり、お友達が屋台風の出店もする予定です。私もでかける予定をしていますので、「鹿」さんをみかけたらお声をかけさせていただきますよ。
ÖstasiatiskamuseetのHPをご覧になってみてくださいね。
それからおっしゃるとおり、漢字はタトゥーにも入れるくらいかっこいいらしいですが・・・