link
フォロー中のブログ
以前の記事
2018年 10月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 05月 2016年 09月 2016年 08月 2015年 09月 2015年 06月 more... カテゴリ
全体 food interior culture fashion Restaurant & Café デザイン 自然 イベント ひとりごと 教育 ペット グリーティング 旅 映画 健康 未分類 未分類 ライフログ
検索
タグ
ストックホルム(147)
和食(119) スウェーデン料理(99) 野菜料理(86) スウィーツ(74) 景色(70) シーフード(55) カフェ/レストラン(52) 肉料理(38) 食材(37) パスタ(31) 家族(30) 花(27) クリスマス(24) アジアン(23) イタリアン(21) お寿司(20) 空(17) フルーツ(14) ダーラナ(13) 日本滞在(11) イースター(10) ケータリング(10) 誕生日(10) 日本(8) 最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログパーツ
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
Lee Miller写真展
2010年 02月 15日
シュルレアリスムの写真家Lee Miller の展覧会 開催期間も終了間近になってから気がついて、慌てて行ってきました。 この美術館はMillesgården(ミッレスゴーデン)という彫刻の庭園(といっても箱根とは比べ物にならないくらい小規模ですが…)にありますが、夏場はとても綺麗で誰もが推薦する観光地の一つです。でも実は私、今回が初めてだったのです。しかも真冬に・・・ ま、とにかくこの展覧会どうしても見たかったから、−10℃の気温の中意を決し(そんな大袈裟なものでもありませんが)出かけていきました。 街からはちょっと離れた高級住宅地としても有名な郊外で、最寄りの駅からバスはでているけど、街中とは違い本数も少ないはず。一応事前に調べて駅まで行ったのだけど、結局その電車には乗遅れたから当然乗り継ぎのバスの連絡もわからないまま(しかもプリントアウトした紙まで忘れた!)、「ま、なんとかなるか…」と出かけたのが大きな間違いだった。。。 目的地の駅についてから美術間までのバスの番号を聞いたら、「美術間まで行く次のバスは30分後だから305番以外のバスならどれでもいいから乗って、つぎのバス停で降り、そこから約10分歩くしかない」と言われた。 30分時間を潰すのももったいないし、とにかく発車するバスに飛び乗って、運転手に確かめてた。 親切にバス停からの美術館までの道も教えてくれたので、雪道をてくてく歩いていたら・・・ 305番のバスが向こうから走ってきた。???なんで??? そして、数分後てくてく歩く私を追い越して行ったのも305番のバス!!!だった ( ̄■ ̄;)!? 「どーゆーことーーーー!!!」 一体私に何を教えてくれたんだーーーー!!!! 305番のバスは美術間の近くまでいくじゃないの ( ̄∩ ̄# いいえ、私は断じて聞き間違ったりはしていません! その人の前でメモまで書いたのにー! ぶつぶついいながら後は歩くしかない。。。もうちょっとだ。 そして美術間らしき場所には到着したものの… 入口は妙にわかりにくいし、よく見ると開館が12時からとなっている ( ̄Д ̄;; 時計を見ると11時40分。 まだ20分もあるじゃない。。。 じっとつっ立っているのも寒いので、あたりの豪邸を視察がてらお散歩するしかなかった。 こんなお屋敷だらけです。 そろそろ…と、戻ったのは2〜3分前。 まだ扉は閉ざされたまま。 更に待つ事数分。 一体どうなってるの!? 10分経過してやっと中から人がでてきた。 "Wellkommen!"(いらっしゃいませ)と笑顔で歓迎してくれたが…。 『なにが、今頃いらっしゃいませじゃー!』と思いつつも 笑顔を返す私。 あ〜。寒かった・・・ と、前置きは長くなりましたが どーしても書きたかった! 私のぼやきです。 人間歳をとると少しはまあるくなるものです。 暖かい館内に入り写真に見入っているうちに怒りもすっかり忘れ、 アートの世界に引き込まれました。 建物は大好きなフンキス(機能主義)建築で、 この空間がまた心地よい。 窓から見える景色もそのままフレームされたアートのように計算されている。 Lee MillerのことはダダイズムのアーティストMan Reyのアシスタントであり、モデルでもありそして愛人としても有名だった事では知っていたけれど、実際彼女がどのようなカメラマンであったかは殆ど知らなかった。 Lee Miller に興味を持ったのは、Man Reyの代表的な写真にもみられる「ソラリゼーション」という技法が、2人の現像中のアクシデントがきっかけで発見された技法であることと、その不思議な印象がとても魅力的であったから。それになによりLeeが人並みはずれた美貌の持ち主であったから心に深く残っていたのでしょう。 この展覧会には「ソラリゼーション」の作品は見られなかったけれど、ちょっとしたエピソードや今まで知らなかった彼女の作品や生き方を充分に楽しめました。 第二次世界大戦の時には特派員としてヨーロッパを廻り戦場の悲惨さを撮っていたそうです。 作品には目を背けたくなる程残酷なものもあったけれど、作品を通し彼女の語りたかったことがしっかりと伝わってきました。 あとで気がついたんだけど、作品の写真は撮ってなかったみたいですね。。。 興味のある方はこちらをご覧ください。 この首筋の美しさに魅せられたMan Reyはかなり嫉妬深かったとか… これが「ソラリゼーション」技法の作品 暗室で現像中にネズミが出てきてビックリしたLeeがうっかり点灯したために起こった現象。 シュールリアリズムらしい作品 自己表現の方法ってさまざまだけど、 やっぱりこの先もずーっと何かの形で続けていきたいと また、強く思った日でした。 寒空の下てくてくと歩いた私に応援のクリックを こちらからよろしくお願いしま〜す。 ☟☟☟☟☟ 5PHOTO 写真&イラスト投稿
by roriecocco
| 2010-02-15 01:22
| culture
|